いけばな石田流Ishida Ikebana School

 

過去の作品から    

   
 ※各作品とも、制作当時の資格名の表記となっております。
 

■ テーマ 「源氏物語より千年の恋」   四代家元 石田巳賀

■ テーマ 「源氏物語より千年の恋」   四代家元 石田巳賀
 
【花材】 
松 梅擬 枝垂桑 満天星つつじ 菊 胡蝶蘭 孔雀草
   
【作品解説】
 
四代家元襲名記念作品。

源氏物語の恋の世界観を表現。
男と女がすれ違う時に突然に起こるエネルギーを「千年の恋」として、二台の御所車を用いた作品。
 

■ テーマ 「松風花屏風」   会長 二代家元 石田秀翠

■ テーマ 「松風花屏風」   会長 二代家元 石田秀翠
 
【花材】
松 古木 紅ドウダンツツジ ウメモドキ
アケビ 鳥瓜 シンピジウム
 


【花器】
広口青磁投入花器
   
【作品解説】
 
意匠伝花の花屏風をアレンジした作品である。屏風は室内に立てて空間を仕切る装飾であり二枚二曲から四枚また六枚六曲までつなぎ合わせ、多くは絵や書を飾るものである。茶道では広間などに風炉を置く道具畳の結界として用いる屏風がある。また屏風以外に襖また襖障子がありこれらに描かれた襖絵や板張りの板戸に描かれる板絵の戸など広い範囲の種類がある。
 
この作品は屏風と襖の両方のイメージをアレンジした物で四曲四面仕立てであるが中央二面を後方に左右二面を前方に配置している。この作品の構成は後方から松を前方に流し山の遠景を表現している。構えとして後方上段と中間の下段そして前方右には青磁の花器に秋の紅葉をいけている。三段構えにより平面的な屏風に立体感を演出している。秋風にそよぐ松の風の音と紅葉、秋草、秋の実物を絵画風に表現している。
 

■ テーマ 「寿波扇面花姿」

■ テーマ 「寿波扇面花姿」
 
 副家元 石田雅翠     家元補 石田有賀里
   
【花材】
松 ウメモドキ 菊 竜胆
 

 
【花器】
辰砂の大壺 塗りの高杯
 

 
【他】
割り竹 舞扇 寒水石
   
【作品解説】
 
作品は扇面流し図四面の襖絵を背景に京風の朱塗りの橋から川の流れに舞扇を落とし浮かべる風情を表現している。橋は橋の欄干のみ前後に用い橋桁は省略されている。辰砂の二つの壺に松とうめもどきをいけ、近くの山を感じさせている。宮廷の女官達がこの行事を祝い、水に浮かぶ舞扇を拾い供養する風情を印象的に表現している。川の流れは細い割り竹を束ねて表現している。
   
【花材】
竹 ドウダンツツジ ウメモドキ 菊
松 シンピジウム 椿 デンファレ
杜鵑 古木


 
【花器】
民芸古壺
 

 
【他】
苔付き岩 苔 寒水石
 

■ テーマ 「竹林枯山水花図」

■ テーマ 「竹林枯山水花図」
 
最高師範 杉江枝翠 半田支部       高等師範 宮下美翠 半田支部
 
高等師範 宮崎末翠 知多東支部      高等師範 森田瞳翠 知多東支部
 
高等師範 八木順翠 半田支部     師範 石川美翠 半田支部
   
【作品解説】
 
襖絵を背景にし、御殿の庭を印象的に表現した作品である。一面に白い寒水石を敷き詰めて苔付きの岩と苔を配置している。主の花は左の大壺にどうだんつつじとうめもどきを主材に菊をあしらっている。主の作品の奥には古壺に早咲きの椿をいけ、その前方に茶花風にほととぎすを一種いけている。左奥にほととぎすを一種いけている。左奥には松を主材にシンピジウムとデンファレをいけ、手前には茶花風にシンピジウムに蘭の葉を副えている。全体の背景には太い孟宗竹を扇面に構成し、左右の石の配置は古木で動きを表している。
 

■ 和の花

■ 和の花
 
花老職 長束節翠 昭和支部     師範 渡辺和翠 昭和支部
 
   師範 兼田紀翠 昭和支部

   
【花材】
スズバラの実 タケ コチョウラン
ヒイラギナンテン ナンテン 青竹
 

■ テーマ 「秋 彩々」

■ テーマ 「秋 彩々」
 
準総華哲師範 佐々木文翠 津島支部     師範 中田敬翠 津島支部
 
            師範 一柳雅翠 津島支部
   
【花材】
シンパク マンサク モミジ ユリ
ツバキ シンホリーカルボス
ムラサキシキブ
 

■ 和の花

■ 和の花
 
準総華哲師範 鈴木良翠 知多西支部     華哲師範 橋村桂翠 知多西支部
 
奥伝 後藤朋翠 知多西支部
   
【花材】
ネズ マンサク スズバラの実
イトギク ツバキ(セイオウボ)
ブシュカン
 

■ テーマ 「菊慈童」

■ テーマ 「菊慈童」
 
華老職 小笠原利翠 碧南支部     師範 奥谷一翠 碧南支部
 
    師範 榊原香翠 碧南支部
   
【花材】
マツ ウメモドキ キク リンドウ
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